食品メーカーの営業職として、生産者と消費者をつなぐ架け橋になりたい!

スーパー店頭での陳列や商品PRイベントの運営を担当
カルビー株式会社の九州支店で営業を担当しています。スーパー店頭での陳列、商品の魅力を伝えるイベント運営などが私の仕事です。「ポテトチップス」や「フルグラ」といった看板商品の販促物を店頭に取り付けお客様の目を引く売り場を作成することもあります。店舗とお客様の接点をつくる仕事といってもいいでしょう。
他にも卸売業者や小売店のバイヤー(仕入れ担当者)との商談も担当します。週2日ほど営業資料を持参して、スーパーなどの店舗を訪れ、打ち合わせをします。ここで、クリスマス、年末年始、子どもの日など、シーズンに合わせた商品キャンペーンなどの提案をします。営業先でお客様がカルビーの商品をカゴに入れる瞬間を見るのが大きなやりがいになっています。

食品メーカーの営業職を志望した理由は、学生時代から生産者と消費者の架け橋になる仕事をしたいと思っていたからです。その背景には、学生時代に北海道の馬鈴薯農家でアルバイトをして、生産者のこだわりを肌で感じた経験があります。ほかにも国際食料情報学部の研究室活動や産学連携プロジェクトで生産者の思いや原料へのこだわりを知る機会も多く、生産現場との結びつきが強いメーカーで働きたいと思うようになりました。

「まずは飛び込んでみる!」のマインドが鍛えられた
東京農大を選んだ理由は、「食べること」が好きだったからです。「食」から幸せを与えられてきたという実感があったので、全国を飛び回り、様々な「食」に触れるような学生生活を送りたいと考えて、国際食料情報学部食料環境経済学科に進学しました。
在学中に力を入れたのは、「山村再生プロジェクト」です。長野県内の自治体で生産するトマトの新規販路開拓を通して、地域活性化のお手伝いをしました。過疎化が進む地域の復興に学生がどう貢献できるのか……。農大マルシェや収穫祭でトマト関連製品を販売するだけでなく、大手小売店とコラボレーションをして、トマトの販路を拡大する取り組みなどにも挑戦しました。プロジェクトを通して、生産現場の苦労を肌で感じることができました。
また、所属していた食料環境経済学科の「フードシステム研究室」では、「ご当地バーガーがもたらす地域振興」というテーマで研究を行いました。取り組んだのは、和歌山県産の梅を使った「梅バーガー」によって、どれだけの経済効果が生まれるかを調べること。フードサプライチェーンの川上から川下まで、モノがどのように流通するかを詳しく調べたほか、販促イベントやSNS広報などを通じて、どのくらいの経済効果が生まれるかを理論に基づいて数値化しました。まさに、「食」と「経済」を組み合わせた食料環境経済学科らしい研究でした。

こうした研究やプロジェクトを通じて、「まずは飛び込んでみる」という現場マインドが鍛えられました。現場に行き、話を聞くことで、インターネットだけでは入手できないリアルな情報と出合うことができます。これは営業担当者として、小売店の売り場を回る今も大いに役立っています。
現在は、生産者の努力を多くの消費者に知ってもらうことが食品メーカーの営業職である私の使命だと考えています。まずは小売店の現場で実績を積み、生産者と消費者をつなぐ販路を拡大するノウハウを学びたいと思っています。将来の夢はグローバルビジネスの舞台で活躍することです。会社としても海外市場への進出は大きな経営目標になっています。日本の生産物を使った商品をアジアや北米市場に売り込む新規開拓に挑戦したいです!
Profile
小林 勇介
カルビー株式会社
九州支店営業1課
2024年3月 国際食料情報学部 食料環境経済学科 卒業
山形県 県立 山形南高等学校出身